思い出などあるわけない
今週のお題「初任給」
初任給という言葉にはどこかポジティブな響きがありますね。特に最近は新卒の給与が30万円を超えたとか景気のいい話を聞くことが増えました。もちろん若い人にとってはいいことだと思いますが、なんとなく今の若い人はそれで浮かれたりすることもないようなイメージです。若い人と話す機会がないのでわかりませんが。私は氷河期世代真っ只中に就職活動もせずにバイトの延長のような形で社会人生活というものに足を踏み入れてしまった口ですので、はっきりと初任給というものを意識したことがないのです。もちろんこれからも意識することはないでしょうから、その機会は永遠に失われたといってよいでしょう。まさに失われた世代です。
当時、家計簿をつけていたわけありませんし、資産形成みたいな概念すらありませんでしたから、何にお金を使っていたのか全く覚えていません。ただ、当時は今と違って映画を見たり音楽を聴いたりするのにお金がかかる時代でした。当時から映画館に行く機会はそれほど多くありませんでしたが、近所のTSUTAYAには入り浸って映画のVHSやCDを借りていました。時にはCDを買ったりアナログレコードを買うこともありました。雑誌もよく買っていましたし、書籍も買っていたと思います。今はサブスクリプションでたいていの映画を見ることができますし、音楽もまたしかりです。雑誌を買うことはなくなりましたし、TUSUTAYAの代わりに図書館に入り浸るようになりました。
今の若い人は初任給から新NISAで積立をしたりもするのでしょうか。今のマーケットは積立を始めるのにはよいかもしれませんね。これから退職するひとには厳しいですが。私たちの世代はバブル崩壊、リーマンショック、コロナ禍などスタートからコンスタントにイベント盛りだくさんでもうお腹いっぱいですが、新社会人のみなさんの将来には幸あれかしと願います。